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ピアノの修理

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30年以上放置したままのピアノも  修理できます

ピアノの修理といっても様々な個所の修理があります。それによって修理料金も違ってきますので、お話をお聞きしてご提案をさせて頂きます。

ご自宅での修理が困難な場合には、工房に入れて行うことになります。その場合は運搬費が加算されることをご承知おき下さい。

また、運搬費の加算はありませんが、一部部品を工房に持ち帰り修理をする場合もございます。

当社ではピアノを工房に入れ、クリ-ニングを行うと同時に修理箇所を見つけ出し、修理を行い、調整・調律まで行ったあと、ご自宅にお届けする「ピアノクリ-ニング」をお勧めしています。主な内訳は(クリ-ニング+別途修理+運搬費)です。料金につきましてはお話を伺いお見積り致します。

このような場合ご連絡下さい

・購入してから30年以上経過して、調律以外のメンテナンスを受けていない。(劣化した部品のハンマー、弦、フェルト部品等々)

ピアノの鍵盤が下がったままになったり、鍵盤がめくれて変形していたり、小口が黄ばんで汚くなっている。

 

 

 

 

 

・永年調律をしていないので音程がかなり狂っているようだ。変な雑音も聞こえる。

・知り合いからピアノを譲ってもらうことになったので、修理をして使えるようにしたい。

・ずっと弾いていなかったので、もう一度手を入れてちゃんと使えるようにしたい。

・弦が切れた。

・オーバーホールを考えている。

修理が必要な場合のおもな症状

修理の症状で一番多いのが「バットアッセンブリーのスプリングコード」の交換です。ヤマハのピアノで20年以上前のものは、この交換が多く見られます。

バットアッセンブリーのスプリングコードとは

ピアノの弦を打ったハンマーを元の位置に戻すためのU字型の紐です。(次の動作の準備をし正確なタッチにする為の部品)
音の強弱や連続打鍵(トリル・トレモロ)に対応する為には、この紐を適正な強さで固定させなければなりません。
ここが劣化・疲労で破損すると連続打鍵は不可能になります。

この部品が故障した場合に発生する主な現象は、

“一度押して音は出るが、次に押しても音が出ない。”
“雑音が出たり鍵盤が戻らない”

などが挙げられます。

■スプリングコードは経年とともに劣化してしまいます

 

アクション修理

鍵盤を押して音が出るまで、各部品がからくりの様に上下、回転運動を繰り返します。
この連続運動を伝える細い軸の働きをフェルトやクロスが支えています。
これらが湿気による膨張や腐食、使用による摩滅で運動不具合を起こすと

・鍵盤が下がったまま上がらない
・動かない
・音が出ない
・雑音の発生するなど、ピアノとして機能しなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

クロス交換

鍵盤は金属のピンに差し込まれてピアノ本体にセットされています。
このピンと鍵盤とのクッションのような役目をするフェルトクロスが鍵盤に貼り付けられています。(このようなフェルトクロスは、鍵盤だけに限らず多くの部品に取り付けられています。)
長年の使用や、虫食い等の被害によって消耗してしまったクロスは、鍵盤のガタつきや雑音の原因になるため、貼り換えが必要です。

 

バランスピン交換

鍵盤は、バランスピンという金属のピンに差し込まれてセットされています。
このピンが軸となってシーソーのように鍵盤が動いています。
金属製のため、経年変化によってサビ付きや腐食が生じます。
ピンのサビ付きや腐食が原因で、鍵盤を弾いても元の位置に戻らなかったり、鍵盤の動きを鈍くしてしまうため、交換が必要になります。

 

 

センターピン交換

ピアノはハンマーが弦を叩くことで音を出しています。
ハンマーが弦を叩くまで、人間でいうとたくさんの関節部分が動いています。
その関節部分の軸となっている金属のピンをセンターピンと言います。
サビ付きや腐食しているピンはハンマーの動きを悪くし、連続打鍵を不可能にするため、新しいピンへの交換が必要です。

 

ダンパーフェルト交換

ダンパーフェルトとは、弦の振動を抑え、ピアノの音を止めるためのフェルトです。
最低音から高音の一部までセットされています。
長年の使用や、虫食いの被害等で消耗したフェルトは、音を止めきれない状態になっているため交換が必要です。

 

鍵盤(表面張替・小口交換など)

鍵盤の表面や小口は長年の使用や経年変化により、変色・変形することがあります。
張り替えることで、見た目はもちろん、弾き心地も良くなります。

 

弦張り替え・弦交換

ピアノの弦も長年の使用や経年変化により寿命が訪れます。新しい弦に変えることで音がよく伸び、小さな音から大きな音まで幅広く自由に出すことが出来るようになります。(一部の交換も可能です。)

 

巻線機導入してます!

製造されてから長い年月が経ったピアノ。長年たくさん弾き込まれてきたピアノ。いろいろな部品が消耗してきますが、その中には弦も含まれます。ピアノには1台につき約220本~230本の弦がおよそ20tもの力(1本平均およそ90㎏)で張られています。

その様な大きな力がかかっているため、時間の経過と共に弦も消耗・疲労し、良い音が出ず、弾いている時に切れたり、調律時や自然に切れたりします。

低音部には巻線と言って鋼鉄線に銅線がくるくると巻き付けられた弦が張られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その巻線は、ピアノによって鋼鉄線、銅線共に長さや太さが異なり、1本1本寸法を合わせて製造しなければならず、部品調達には時間と費用がかかりデータが無い場合があります。弊社では巻線製造機があり、自社工房にて製造が可能で、本体に合わせたバス弦をご提供出来ます。

 

 

 

 

 

例えばクリーニングの際にピアノ内部を拝見させて頂いて、すでに弦が切れていたり、寿命間近で調律の際に切れたり、音にハリが無かったり・・・そんな場合はお客様のピアノに合わせて弦を製造するところから対応させて頂きます♪

 

ハンマー交換

ピアノは弦をハンマーが叩くことで音を奏でています。長年の使用によって弦の跡が深く付き変形しているハンマーは、状態によって交換が必要です。

 


基本料金 ※あくまでも目安としてご参考になさって下さい(税別)

バットアッセンブリーのスプリングコード交換(一式) 30,000円/台
クロス交換 30,000円/1台
バランスピン交換 400円/1ケ所
ダンパーフェルト交換(一式) UP40,000円/台  GP60,000円/台
鍵盤(一式) 表面交換 50,000円/台 小口交換 20,000円/台
弦交換※巻き線は要見積 6,000円~/1Key
ハンマー交換(一式) UP150,000円~/台  GP200,000円~/台

*上記技術料は別途

買い替えるという選択より、
想い出を大切に残すという選択を望む方へ

お客様の声

鍵盤もピアノもピカピカ。調律もとても丁寧でした。

古いピアノだったのでキレイな音が出る様になるか不安でした。
新聞の折込チラシで見つけて、すぐに相談させていただきました。
お安い値段で修理が可能だったこともあり、クリーニングと修理をお願いしました。
鍵盤やピアノ本体もピカピカにしていただき、ビックリしました。
調律もとても丁寧にしていただいたので、これから使用させていただくのが楽しみです。 「新潟市のS様」

思っていたほど費用もかからず、椅子を買うことも出来ました。

35年近く経っているピアノなので、あとどのくらい使えるものなのか、また修理やクリーニングにはどの程度の費用がかかるのか、見当もつかず不安でした。
ホームページを見て、とりあえず話だけ聞いてみようと思い電話をしました。
迅速な対応とピアノを見てから相談しましょうと言ってくださり、実際お会いして石川さんからは「ピアノは古いからダメ、新しいから良いというものでは決してない」等々、いろいろ丁寧に説明いただき、職人気質のお人柄が一番の決め手となりお願いすることにしました。
年数は経っていても状態がとても良いということで、考えていたほど費用もかからずおかげで椅子も買うことが出来ました。里帰りしてきたピアノを末永く大切にしたいと思います。 「新潟市中央区のY・S様」

丁寧な説明、対応、連絡で安心でした

ピアノが必要となり、クリーニングと修理をしなければならず料金がどれくらいかかるのか心配でした。
インターネットで見つけてすぐに申し込みました。
ピアノ工房さんの対応も良かったのでお願いすることを決めました。
丁寧な説明と対応、連絡で安心してお任せできました。
今後とも宜しくお願いいたします。 「新潟市中央区M・H様」

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※ご注意:メールでお問い合わせを頂いた場合、こちらからはgmail.comで返信されます。ドメイン設定をされている方はご注意願います。

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調律師 石川正行

調律師 石川正行

㈱新潟ピアノ工房代表 石川正行です。
30年以上前のピアノも、しっかりとメンテナンスをすれば音も見た目もきれいに蘇ります。
女性スタッフによる細やかな手作業で、一台一台ていねいに仕上げることを心掛けております。
はじめてピアノが来た時の感動をもう一度お届け致します。

新潟日報朝刊に掲載♪

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令和4年5月4日 藤棚コンサートの模様を新潟日報さんに取材して頂きました。

新潟日報夕刊に掲載

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平成22年2月24日 新潟日報さんより「初めてのピアノ選び」について取材していただきました。

新潟日報ふむふむに掲載

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令和3年1月26日 新潟日報さんよりふむっ子記者さん達が来ました。

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